ツェッペリン散歩中 おやもしかして飛行船

Tibet3.jpg
文化輸出入
[No.294] 2007-04-30 Mon 08:17
日、嵐が歌番組でミリタリーな衣装を着ているのを見てふと思ったこと。あの金のボタンが縦に並んだ感じのミリタリージャケットの流行というのは、2年位前のバレンシアガが火付け役のはずです。これです。ちなみに一着40万だかします。当時話題になって、VOGUEの表紙になったりシャルロット・ゲンズブールが私服で着たりしてました。
んで、他のブランド(D&Gあたりが積極的に取り入れてたような?)や日本のブランドにもその波が来て、モード系109系等々あらゆるお店でミリタリージャケットが見られるようになり、嵐の衣装にもなった(笑)、という流れですね。


そこまでは普通なのですが、そのバレンシアガのミリタリールックというのが、確か「キャプテン・ハーロック」から来てるんですよ。そうアニメの。昔の日本のアニメの。デザイナーさんって結構オタク気質の人が多いですが、ニコラ・ゲスキエールもそうなのか、キャプテン・ハーロックにインスパイアされたんだそうで。って直に聞いたわけじゃないからほんとか知らんけども(笑)、SPURだかにはっきり載ってたんでまったくのウソじゃあないと思います。


そもそもキャプテン・ハーロックの服って、松本零士が西洋の軍服っぽくデザインしたコスチュームですよね。つまり「日本から見た西洋」。ゲスキエールから見たら「西洋から見た日本から見た西洋」。で、日本がゲスキエールのデザインに影響を受けるのは「日本から見た西洋から見た日本から見た西洋」……もう意味わからんわー!!(笑)


というようなことを、画面の大野くんを見ながらぼんやり考えていました。趣味は妄想です。
別窓 | 被服 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
ムーン
[No.293] 2007-04-28 Sat 03:42
070427_1.jpg

070427_2.jpg


「ムーン」(松本花/新書館)
読んでみたかった本をゲット。松本花さんのファーストコミックスです。初期の長野まゆみさんの世界にそっくりな、2人の少年が主役の短編集なのです。彼らの名前も「睡蓮」と「琥珀」。セーラーで半ズボンでシガーで月で、という世界。特に最初のそのまま具合は、はっきり言って商業誌というより同人誌に近いかな(笑)。あとがきによると最初の短編は投稿作で、松本さん本人もまとまって本になるとは思っていなかったそうなので、かなり個人的な作品なのかもしれません。


でもその「そのまま感」が、初期の長野さんの空気を味わいたい者としてはむしろ嬉しくもありました(長野さん本人からの供給が、もう何年も枯渇してますからね……いや、これはもちろん読む側の勝手な欲です)。すごく完成度の高い同人誌を手に入れたみたいな満足感が(笑)。後に活躍することになる漫画家さんだけに、ストーリーも短編ながら起承転結で成立しているし、楠本まきさんの影響がうかがえる初期の絵柄も、これはこれできれいだと思います。


丸2年に渡って描かれているので、ページが進むに連れて、話にも絵柄にも現在の松本さんの味が出てきます。自然に絡んだ物の怪的な存在であるとか、コミカルなテンポのよさとか。個性を確立しつつある過程が垣間見えて、微笑ましかったりして。


そういえばJaneの服がちょこっと出てくるんですが、松本さんも昔着られていたらしい。それで納得。ここ数年、五百香ノエルさんの小説シリーズの挿絵を描かれているんですが、そこで主人公が身に着けている物がスクールマフラーとか、ブリティッシュですごくかわいいんです。こんなに正確に描けるということは、きっとこっち系(?)に造詣が深いに違いないと勝手に思ってたんですが、間違いじゃなかったかな〜なんて。
別窓 | 乱読 | コメント:2 | トラックバック:0 | top↑
おすすめアーティストさん
[No.292] 2007-04-27 Fri 06:17
は「怪しいモノがわーっと溢れている部屋」とか「本が壁一面にどーんと収まっている部屋」というビジュアルが絵・写真・アニメ・博物館(?)など物の種類を問わず好きなのですが(シュガルンもそんな感じかな)、そんなわたくしが気になるアーティストさんが松村麻郁さん。CGアニメーターさんです。
公式サイト:チャバドロン
松村さんのアニメは、細かくそしてかわいく描きこまれた建物・家具・食べ物などのディテールが超すばらしい!他に類を見ない色使いや中華風を思わせる造形はエキゾチックで、どこ見ても雰囲気があってかっこいいんです。私は「パタリロ!」とかも連想します(笑)。キャラクターもかわいい〜です。


デビューのきっかけが数年前「デジスタ」に出品された「カッポロピッタ〜まんまくいねい〜」だそうなんですが、たまたま放送を見てまして、わーすごい人が出てきたなーと一目で気に入りました。デジスタは出演者3人が投票でその回の優勝を決める仕組みなんですが、絶対この人!って念じてたら優勝したから嬉しかった(笑)。以来ずっと気になっている方です。ちなみに「カッポロピッタ」はその後、国内外の数々の賞を受賞したそうです。


現在はWOWOWでアニメ「魔法食堂チャラポンタン」が放送中。これも素敵。
松村さんのサイトでも映像作品がいろいろ見られるので、ぜひ。
別窓 | げいのう | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
マニアなお話
[No.291] 2007-04-26 Thu 02:04
070304_2.jpg

真がよく見るとボケてます(笑)。私が多分唯一持っているフィギュア的なものです。すごく好きなのです。安野モヨコさんの「シュガシュガルーン」の家具フィギュアで、一瞬売られたものなんで、マニア入ってる人じゃないと知らないものかもしれない。私はマニアなので(笑)。


シュガルンの主人公の部屋にある家具をそのまま再現していて、特筆すべきはデザイン。クラシック&独特の色使い。ベッドに黄緑の天蓋を合わせちゃうなんて、普通のアニメやマンガのお姫様チックな感覚ではありえない、独特のキュートさだと思います。モードな海外のインテリア写真集にありそう。
というのも、これデザインが安野さん自身なんです。安野さんは「美人画報」シリーズなんかでもわかりますけど、服やインテリアの選び方が個性的でおしゃれな人なんですよね。彼女の世界がそのまま再現されたフィギュアというわけです。単純に、TVアニメが元のものでここまでおしゃれなフィギュア(人の形ではないですが)って、すごく珍しいと思います。


私が持ってるのはベッド・ソファ・机の三つで、他にもバスタブ(猫足!)やドレッサーなどがあります。
アニメ関連グッズとはいえ、大人向けの商品なので、箱などもパープルが主体で大人っぽく作られています。子供向けの変身グッズ(ステッキとかね)の箱はピンク系で、箱の基本のデザインは共通してます。そんなとこも楽しいです。
別窓 | 物質 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
1999年は
[No.290] 2007-04-23 Mon 05:24
画「1999年の夏休み」を題材にした、「1999.9年の夏休み」という舞台があったんですが、公式ブログの記事に主演者の少年(ほんとは少女)たちの半ズボン&靴下留め姿の画像がたくさんあって、うへへ……とオッサンのように喜んでしまいました(こわいよ!)。アイドルってかわいいなぁ若いなぁ。ああ、舞台見に行きたかったなぁ。考えてみると深津さんも当時はアイドルだったんですよね〜。


1999年の夏って何してたかな?と考えると、私どうも「『1999年の夏休み』っていう映画があるらしいんだけど、どこのレンタルショップにもビデオ置いてないな〜(DVD以前で、ビデオも発売されてから年数が経っていた)見てみたいなぁ」とぼーっと思ってた覚えがあるんですよ(笑)。どんだけ頭の中身に変化がないんだ。
映画の存在自体は中学生の頃に折原みとの本で読んで知ってました。女の子が男の子を演じていると書いてあって、???となりつつも惹かれたのを覚えてます。イラストもあったので映画のイメージが膨らんでおりました。


話ずれますが、「折原みと」ってすごい懐かしいお名前。小学校のときクラスの女子みんなでティーンズ小説まわし読みしたっけ〜。個人的には藤本ひとみのマリナシリーズが好きだったな!うほー懐かしい。わたしカズヤ派!(知らんわい) 印象深いのが氷室冴子の「クララ白書」。母がモデルになった寮のリアル出身者なんです。マリみてじゃないけど、当時は後輩からラブレタァもらったりもほんとにあったそうです(お察しの通り、女子校ですぜ)。


で、結局「1999年〜」のDVDが手に入って観ることができたのは2001年くらいだったかなぁ。一気に見ちゃうのがもったいないような気がして、ちょっとづつ何日にも分けて見たりしていました(笑)。
別窓 | げいのう | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
セクシーボイスアンドロボ
[No.289] 2007-04-20 Fri 01:56
「セクシーボイスアンドロボ」が面白い!脚本が木皿泉だと2話のエンディングで初めて知りました。「わーこのドラマ面白いなぁ〜世の中すごい脚本家がいろいろいるもんだ」→「って木皿泉だったのか!」っていうのを「野ブタをプロデュース。」と連続でやっている私……。上手い人ってのは上手いもんなんですね。
木皿さんは物語の要素の整理能力がハンパないなぁと思います。必要な部分だけを残して視聴者に伝わりやすいように書くのがすごく上手い。それでいて深いテーマを扱っていても、あんまり身構えずさらりと見られる、いい意味での軽さが好きです。センスがいいんだろうなぁ。


あとスタイリストが安野ともこさんなんですね。「すいか」と同じ組み合わせ。主人公の女の子がよくマーチンをはいてたり、ブローチなんかの細かいところもかわいいです。「すいか」は内容はもちろん、洋服もすばらしかったし、インテリアはドラマ史上最も萌えたなぁ(笑)。小林聡美さんの部屋が大好きだった。教授こと浅丘ルリルリの部屋も。公式サイトで今も見られます。部屋の写真は壁紙、服はFASHIONのコーナーです。
ルリルリは「セクシー〜」も出ていてすばらしいです。木皿脚本と相性いいんですね。こちらのインテリアもレトロで怪しげなものがわーっと置いてあって最高です。
別窓 | げいのう | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
神様は猫ひろし
[No.288] 2007-04-19 Thu 04:06
「美少女戦麗舞 パンシャーヌ」を見てます!(笑) ポワトリン、シュシュトリアンみたいな特撮ヒロインモノ(?)です。正確にはそのパロディというか。主人公はセレブに憧れる主婦で、「美少女ってトシじゃないだろう!」なんてセリフも出てきます(笑)。昔ポワトリンとかを見ていたお母さん層+その子供がターゲットかな。


メイン脚本家が浦沢義雄なので見てます。浦沢さんがヒロインものを手がけるのが嬉しい。えらいぶっ飛んだストーリーを書く人で、パンシャーヌの浦沢脚本の回は、まだ一度もほんとの「悪」が出ていない。斬新だ……。
第一話の悪役(らしき人)は家庭の事情で悩む主婦兼キャリアウーマンの宇宙人。第3話なんてパンシャーヌのコスプレした幽霊のおっさん。意味わかんないっしょ(笑)。
戦うのにしても、パンシャーヌが勘違いでやっつけちゃってるようなもの。そのあとで悪役(らしき人)から事情を聞いて「え〜そうだったの〜」とか言って、協力して問題を解決してあげて終わり。特撮モノの根底を覆しまくってます。しかしこれが妙に面白い。


コスパ(コスプレ衣装を作っている会社。だよね?)にコスチュームを作りに行くシーンがあったり、ポワトリンで鈴木清順がやっていた神様役が猫ひろしだったり、パンシャーヌのコスプレをしたワハハ本舗の梅ちゃんが鼻から豆を飛ばして戦ったりとか、バカバカしいんだけどツボにハマるディテール満載で、楽しく見ております。
パンシャーヌ役の女優さんも、アイドルアイドルしてない大人っぽさがいいです。それでいてなんかかわいいし。
あ、でも浦沢脚本じゃない回はちょっとパワーダウンかも。毎回書いて欲しいけど、こればっかりはしょうがないか。
別窓 | げいのう | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
タルホスコープ
[No.287] 2007-04-15 Sun 14:52
070415.jpg

垣足穂の世界 タルホスコープ(平凡社) 
これはおすすめ。「太陽」の足穂特集号をもとに作られていて、執筆陣も豪華ですし、個人的には桑原弘明さん、勝本みつるさん、野中ユリさん、建石修志さん、鈴木秀ヲさん等々、すてきなオブジェや絵画作品がオールカラーで見られるのが嬉しいです。表紙もかわいいよね。これで1600円はお得なんじゃないかなー。
タルホ?よくわかんないよーでも少年っぽい雑貨は好きだよ〜という若いお嬢さんにもおすすめします!


山田せつ子さんの「人形」という文章に添えられた写真は少年のマネキンなんですが、これはフォコンの写真に使われて、その後日本のマネキン会社七彩がコレクションしているものじゃないかな。太陽の人形愛特集の写真だったような。すごく特徴的なデザインのセーラーを着てるんです。



ニクロのデザイナーズの新作がここで見られます。メインの服いくつかはSPURか何かで見てたんだけど、アリスロイもフィリップリムもやっぱかわいいなぁ〜。フィリップの黒ワンピ、フロントに三つリボンが並んでるのが「今様ピンクハウス」みたいでかわいい。
トレンドを反映して全体的にワンピの丈が短めなのが、デザインとしてはかっこいいんだけど、身長のデカイ私には気になるポイントではありますが、欲しいような。ん〜試着してからかなぁ。店舗遠いけどね。
別窓 | 乱読 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
コーヒー雑学事典
[No.286] 2007-04-13 Fri 17:28
070413.jpg

20年くらい前に発行されたコーヒーのMOOKみたいな本。表紙買いなんですけれども、中身も時代が感じられて妙に面白かったです。文章のノリが80年代。
執筆陣とかインタビューされている人もなんだか豪華で、ピーター・バラカン、林真理子、ラサール石井、みうらじゅんとかがサラっと出たり描いたりしています。たくさんある小さなイラスト・カットの中で、一人やたらピリッとスパイスの効いたコメントが入った、古さを感じさせない絵の人がいるなぁと思ったらナンシー関さんでした。唸ってしまった。


戸川純さんがピンクハウスを着て登場しているページもあって、かわいい。今のコットンのふわふわ〜なピンクハウスとは違って、ポリで裾がストンとしてて広がらなくて、丈もそれほど長くない時代。柄も花柄じゃなくて水玉。カントリーではなくフラッパー的。「かわいいけどダーク」な感じ。


コーヒーはあまり飲まないんですけど、コーヒーの持つイメージがとても好きです。「コーヒー&シガレッツ」じゃないけど、アメリカのイケてないダイナーでイライラしたおじさんがタバコ吸いながら飲んでる、みたいな……(妄想)。多分あんまり飲まないからこそ想像を膨らましてしまうんではないかな。私にとってはタバコもそうかも。吸わないけど存在が好きなんです。あるいは吸わないからこそ。

070413_2.jpg

表紙のクシー君、いつもはジャケットのマークが土星なんですけど、これはカップ&ソーサー。
別窓 | 乱読 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
モザイク・ツギハギ
[No.285] 2007-04-09 Mon 19:30
070409.jpg

ザイク・ケーキ。絵みたいーと思ったら、アーティストさんが特別にデザインしたんだそうな。絵本に出てきそう。なんとなく森村桂さんを思い出しました。バナナの味もするし(森村さん=バナナケーキという発想が貧困というか食い気というか)。



Joseph Cornell - Rose Hobart (1936)
試しにコーネルでYoutubeを検索してみたら見つけました〜。この「Rose Hobart」というのは、コーネルが作った映像作品です。作ったと言ってもコーネルが所有していた既存の映画のフィルムを、好き勝手につなぎ合わせたもの。本で読んで見てみたいなーでも無理だなあと思っていたので、見られて嬉しい!ネットって、Youtubeってすごい。
内容は……女優さんの冒険話?? Rose Hobertは女優さんの名前らしい。 最後、月が湖に落下するのが不思議。


たむらしげるさんのアニメも見つけた。こ、これは本当に著作権的にマズイような(汗)。でもすごくキレイ。ファンタスマゴリア!この人も見て見て!って感じでアップせずにいられなかったんだろうな(笑)。コメント欄の人たちもムーチャスグラシアスって喜んでるし(それしか読めない)。声はあがた森魚さん?
たむらさんの映像作品、「クジラの跳躍」とかいろいろ欲しい。毎週「ブロードキャスター」のオープニングでも見られますね。
別窓 | げいのう | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
金子センセ
[No.284] 2007-04-06 Fri 12:53
070406.jpg

「プリンツ21」という雑誌が金子國義特集だったので買ってみました。金子さん自身がほとんどのページのデザインもされてるそうで、表紙といい、全体的にとってもかわいいです。
金子さんのお部屋写真が大きくて見ごたえあります。金子さんとか、渋澤さんとか、あと野ばらちゃんとかもかな、美意識がある人のきれいなものがいっぱいの部屋っていいな〜と眺めました。


面白かったのが勘三郎さんが語る金子さんとの出会い。初めて行った見知らぬ怪しいバー(?)に偶然金子さんがやって来て、「お引き合わせじゃねえかなと思って」そのまま襲名の口上の襖絵を頼んでしまったとか。金子さんは「やるわ!」と快諾したそうな。
あと「金子顔」のモデルさんのグラビアページもかわいかった。写真集もちょっと欲しいな〜。以前テレビでも見たけど、鼻がちょっと上を向いていて、頬骨が出ていない顔が理想らしい。それを聞いて今田コウジが「ああ、いるいる」と言ったら金子さんが「本当ですか?紹介してください!」って真剣に答えてたのが印象的(笑)。


おまけ:金子國義イラストの新潮社アリスを持って、童話について語る斉藤由貴の動画。彼女のことだから、金子さんバージョンということを意識して持ってるのかも。しかもバックに流れる音楽が何故かジャニス・イアン。
別窓 | 乱読 | コメント:2 | トラックバック:0 | top↑
夏休み
[No.283] 2007-04-04 Wed 12:09
「グラン・ヴァカンス」(飛浩隆/ハヤカワ文庫)を読み中です。「数値海岸」という仮想リゾートで永遠に続く夏を過ごしているAIの少年ジュールが、年上の少女ジュリーと鳴き砂の浜へ硝視体(グラス・アイ)を拾いに行く、というところから話が始まります。
なかなかに激しいSFでありつつ、単語が「鉱泉ホテル」「硝視体」などなど素敵で、鉱物趣味な感じです。少年のジュールという名前もヴェルヌから来てるのかな。永遠の夏休みの町というのもファンタジック。押井守版の映画「うる星やつら」も連想しました。
作者さんのインタビューによると、

> 01年の夏、すなわち本作の推敲中にベルナール・フォコンというフランスの写真家
>に「夏休み」という写真集があることを知りました。そのビジョンがあつらえたように
>本作にフィットしたので驚きました。(略)
>実は本作を早川書房に見てもらう時、扉ページにその一枚をスキャンして貼り込み
>ました。ごめんなさい(笑)。
> ちなみに「夏休み」の原題は"Les grandes vacances"なのです……。

とのこと。永遠の夏休み、照りつける太陽、真っ青な空、マネキンのような時を止めた少年たち。やっぱりこういうイメージに触れられる時間というのは楽しいというか、好みです。



ELLEを読んでたらミテキ・クドーさんというフランスのバレリーナの記事が。あ、と思って確かめてみると、やはり鳩山郁子さんの作品に出てくる「ミテキ」という少年の名前の由来になった人でした。半分日本人だからかとても若々しくて、キュートな感じの女性。漢字で書くと「工藤美笛」さんなのだそうな。2人のお子さんのママで、現役でオペラ座で踊られてるそうです。

070404.jpg

こんな本が出たばかりみたい。
別窓 | 乱読 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
| ツェッペリン散歩中 |